ジョークプロジェクト
プチスタンドマイクの製作
実験用マイクが本気使いに!
<実験用マイクから・・・>
製作中だったトランシーバーのSSBジェネレーターユニットをテストするために、ボタン電池ほどの小さなコンデンサーマイクのエレメントに線を繋いで使っていました。
しかしやはりこれは不便なため、筒の先に取り付け、ついでにスポンジのカバーをかぶせて、上の写真のような棒型マイクにしました。
基板に直接付けたり外したりが出来るよう、シールド線の先にはミノムシクリップを付け、結構便利でした。
<トランシーバーが出来上がっても・・・>
トランシーバーが出来上がっても、マイクコネクタの電極をクリップで挟み、このマイクでオンエアしました。
そのうち、このマイクとプッシュスイッチそれぞれの電線を1つのコネクタにつなぎ、それでオンエアするようになりました。
マイクを左手に、スイッチを右手に持つと両手がふさがり、ちょっと不便になりました。hi.
トランシーバーを見た人から「このマイク、スタンドに取り付けられたら」という声を聴いたのですが、余り簡単ではないと思っていました。
<スイッチボックスからスタンドマイクへ>
手に持っていたスイッチを、スイッチボックスに取り付けようと思ったところから、
→ スイッチボックスに、マイクのジャックを差し込めるようにしよう
→ それなら、スイッチボックスにマイクを取り付けよう
とアイデアが浮かび、下の写真のようなプチスタンドマイクにまとめました。
ケースはタカチのプラスチックケース(50mmW x 30mmH x 75mmL)です。
中の配線は、スカみたいに簡単です。
軽いものなので、後ろにつけたメタコンの重みで、後ろに傾かないか少し心配でしたが、大丈夫でした。hi.
製作例として、図2枚を添付します。手描きで恐縮です。
注: コンデンサーマイクのため、マイクラインには、弱いプラスの直流電圧を印加する必要があります。
+5V電源と4.7kΩで繋ぐなど。
<使ってみて>
小さいですが、机の手前の方に置けば無理なく必要な音量が得られました。
プラスチックパイプは、もう少し長い方がより使いやすいかもしれません。
何だか、おもちゃみたい(^ ^;)ですが、これでも実用性があります。
実験用マイクが、スタンドマイクに化けました。やっぱりジョークプロジェクトですね。hi.
PS
昔のスタンドマイクはスタンバイ時によくガシャンという音がしていましたが、このマイクの場合もシュコッという音が入ります。
改善のためには、スイッチボックスを別箱にすると良いと思います。
プチスタンドマイクの製作例 1/2
同 上 2/2
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