ピコトランシーバーと専用リニアのレストア記

<うまく動いたピコトランシーバー>
年初にウチの古いリグを、順次全部点検整備しようと考え、35年余り前に購入したピコ6と、ピコ15+3Wリニア(?)の整備にかかりました。
20年程全くさわっていなかったものです。
幸いどれも、スイッチの接点を洗浄する程度で動作しました。半分くらい動作しないだろうと覚悟していたので、助かった気分に。 ^^)
開口部が少ないリグは、劣化も少ないようです。 (20年前に動かしたお蔭かな?)

スペアナでスプリアスを調べてみたところ、ピコトランシーバー本体は、それぞれ新スプリアス規格を満足していました。
特に近接スプリアスが少ないので、これならリニアアンプをドライブするにも心配が無さそうです。
(以前、ピコ6を50Wリニアに繋いだ時は、おっかなびっくりでした。hi.)



   

写真上   左から、ピコ6、ピコ15、ピコ15専用(3W)リニアアンプ
写真左下 ピコ6本体出力の、スペアナ測定結果
写真右下 ピコ15本体出力の、スペアナ測定結果

<ピコ15用リニアのレストア>
ピコ15の3Wリニアは、出力に思わしくない近接スプリアスを発見、トライアルの結果、Trのコレクタ側にパラ止めとして3.3Ωを2本並列で挿入し、止める事が出来ました。
高調波は低減する必要があったのですが、内部のスペースが足らず、いつもの4段π型LPFを組み込めません。2段(計算上、2倍高調波の低減は24dB)では効果に少し不安が残ります。そこで、42MHzの減衰極付きを試してみる事にしました。
何分、電池が大きなスペースを取り、基板を増やす場所など無し。隙間を狙ってラグを取り付けて配線です。
ノッチは計算無し、トライアルのみでやったのですが、これがすごい! 周波数特性と、max出力時のスペクトルの測定結果を添付します。
これで、不安なくオンエアできます。やれやれ。 (で、どこへ移動する?)

  

写真左   ピコ15専用リニアの内部  改造後
写真右  2段π型LPF(ノッチ付き)の回路図

  


写真左   2段π型LPF(ノッチ付き)の周波数特性
写真右   ピコ15専用リニア 5W出力時のスペアナ測定結果用トップロードホイップ

<ピコ用アンテナ>
ピコ6(0.3W)には、1.5mのロッドアンテナ(写真参照)を作って取り付けられるようにし、家の屋根の上から出て亀岡の局にとってもらうことが出来ました。
次にハルカスへ行く時には、これを持っていこうかな。

ピコ15用には以前、トップロードホイップアンテナを作っていました(写真参照)。伸長時約1m、ボトムに4:1バラン、トップにローディングコイルとキャパシティハット(?)が付いています。



  ピコ用アンテナ  上から、ピコ6用オリジナル、ピコ6用ロッドアンテナ、ピコ15用トップロードホイップ


<オマケ>
ピコ6でドライブできる2B94のリニアも、同様に動くようになったのですが、以前パラレル用に改造して失敗した姿のままなのが気に入らず、また1本使いの形に戻す改造に取り掛かりました。(何だかイモヅル・・・。 ^^;)
失策続きだった当リニアのレストアは、「50MHzツインビームリニアアンプのレストア記」にあります。


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